日本六古窯の越前焼で作られた風鈴をチェックしてみよう

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(写真:越前焼工業協同組合)

だんだんと暑くなってきており、東京でも夏日が続いています。
夏といえば風鈴を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。暑い日に風鈴の音が聞こえるだけで少し涼しい穏やかな気分になることができますよね。

そんな暑い日を癒してくれる風鈴の制作をされている越前焼の窯元さんがあるそうです!

涼しげな音色、越前焼の風鈴 越前市の窯元で制作始まる
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/movieheadline/70880.html

風鈴作りは、越前焼に親しんでもらおうと同窯の2代目窯元宗倉克幸さん(45)が10年ほど前から取り組んでいる。
粘土を練り、指や細い木の道具を使って厚さ2ミリ以下の風鈴の形を作り、穴などを開けた後にガス窯で焼く。宗倉さんは「100個あったら音色は100種類。音も含め、越前焼の良さを感じてもらえれば」と話す。
越前焼らしい素朴な作品に加え、グレーや青の釉薬(ゆうやく)を塗った作品もある。宗倉さんが製作に取り組む中、越前和紙の短冊が風を受けて揺れ、「ちりん、ちりん」と涼しげなを音を響かせていた。

越前焼といえば日本六古窯の一つでもあります。歴史はとても古く、平安時代にまで遡ります。元来は須恵器を焼いている人が多かったこの越前焼のエリアで、平安時代から常滑の技術の普及から焼き締めの陶芸が制作されるようになります。これが越前焼のルーツです。

越前焼の大きな特徴は陶芸の仕上に塗る釉薬が流れ落ちている様子。
こちらのサイトではそのような特徴を抑えた作品が多く見られます。
http://tgkn201010.artopia.jp/kanzohin.html

越前焼の風鈴はインターネットでの通販でも購入することができます。この機会にぜひチェックされてみてはいかがでしょうか。

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