オランダで福井県の越前和紙のイベントが来月6月から9月まで開催

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皆さんはレンブラントという画家をご存知でしょうか。学生時代の美術の教科書に出てきたかもしれません。
レンブラントとは17世紀を代表するオランダの画家。『夜警』などの作品で有名。そのレンブラントが日本の越前和紙を用いて作品を作られていたという事実が発覚しました。そこでオランダのレンブラントハウス美術館ではレンブラントと越前和紙の展示会を来月6月12日から9月20日までの約3ヶ月間開催します。

Screen Shot 2015-05-21 at 7.50.25 PM

(出典:http://www.rembrandthuis.nl/en/actueel/verwacht)

http://www.rembrandthuis.nl/en/actueel/verwacht(英語サイト)
http://www.sankei.com/region/news/150114/rgn1501140055-n1.html(日本語サイト)

ちょうどレンブラントが画家として活躍していた頃の日本は鎖国をしていました。しかし当時の日本はオランダとは国交がありましたので、東インド会社を通じて長崎の出島から大量の和紙が輸出されていたと言われております。

レンブラントが主に使っていたのが越前和紙の雁皮紙。雁皮紙は当時のオランダで「真珠の紙」と呼ばれ高評価を得ていました。

オランダという土地柄、この展示会へ足を運ぶことは難しいところですがニュースなどを通してこの展示会の今後の動きにも注目していきたいですね。

越前和紙と言えば、伝統サポーターズの和紙造形家のかとうこづえさんも越前和紙を用いて作品作りをされております。
https://www.den-suppo.jp/projects/22
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